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2005年 04月 14日
東京新聞2005/04/11朝刊社説
東京都の三井物産偽造データが判明し都内を走行できなくなった、都民の財産である都営バスをスクラップにする。東京都は財産処分により都民の財産を、転売により処分することに決めた。その処置についての社説だが、「首都圏以外の人たちは汚い空気を吸っている」という石原都知事の発言を無批判に引用しているが、首都圏のような交通量の多い地域の大気汚染は、トラックやバスによってのみ汚染されているような印象を与える。また、交通量の少ない地域では、その地域の主権で中古バスを買うのであり、大気汚染は濃度の問題であって過剰な汚染過敏の概念を全国へバラ無き、押し付けている。そのファシズム的な要素についての感度が極めて低い主張をしている。昨今のマスコミが既往の国家や権力、組織などの広報媒体化していることのまさに一例となる社説である。
by suncat
| 2005-04-14 09:41
| 東京都民
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